GeoGebra 3.0 - Japanese

7.1.        ユーザー定義のツール

既にある作図を元にして, GeoGebra の独自ツールを作成することができます. そのツールの作図を準備した後, ツールメニューの新規ツールの作成を選択して下さい. ダイアログが現れ, ツールの出力と入力オブジェクトが指定でき, ツールバーアイコンとコマンドの名前を選べます.

 

: 正方形-ツール

·        開始点 A B から正方形を作図します. 他の2頂点を作成し, それらを  多角形ツールで結び, 正方形 poly1 を得ます.

·        ツールメニューの新規ツールの作成を選択します.

·        出力オブジェクトを指定します: 正方形をクリックするか, ドロップダウンメニューから選択します.

·        入力オブジェクトを指定します: GeoGebra は自動的に, 入力オブジェクトを指定します (ここでは点 A B). ドロップダウンメニューを用いたり, 作図の中でクリックして, 入力オブジェクトを選択して, この指定を修正することもできます.

·        新規のツールのツール名とコマンド名を指定します. ツール名は GeoGebra のツールバーに現れ, コマンド名は GeoGebra の入力フィールドで使用することができます.

·        ツールバーアイコンの画像を指定することができます. GeoGebra はツールバーボタンに合うように, 自動的に画像のサイズを変更します.

 

注意: 新規のツールは, マウスを用いても, 入力フィールドのコマンドとしても使用することができます. すべてのツールは, 自動的に "GGB" 作図ファイルに保存されます.

 

ツールメニューのツールの管理を用いると, ツールを消去したり, 名前やアイコンを修正したりできます. 選択したツールを, GeoGebra Tools File ("GGT") に保存することができます. このファイルは, 後から使用することができ (ファイルメニューの開く), 別の作図にそのツールを読み込むことができます.

注意: "GGT" ファイルを開いても, 現在の作図は変更されませんが, "GGB" ファイルを開くと変更されます.

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7. ツールとツールバー

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